new wallet。

10数年ぶりに財布を買いました。

ここ15年ほどは元妻にもらった財布を使い続けていたのですが、離婚してからもう8年ほど経ちますし、さすがにもう義理は果たしたか、ということで買い替えることにしました。


今回購入したのは数年前から欲しいなあと思っていた、m+(エムピウ)という革小物のブランドのミッレフォッリエ P30という財布。

いい意味で財布っぽくないというか、革のブックカバーをした冊子のような見た目で、変わった見た目のものが大好きな僕はずっと気になっていました。

この財布、見た目に惹かれたということが今回購入した一番大きい理由なのですが、且つ機能性もものすごくいいんですよ。

出し入れしやすい札入れ、視認性抜群のコインポケット、クレジットカード程度の厚みのカードが最大30枚入るカードポケット(10枚×3ポケット)、と至れり尽くせり。


僕は正規取り扱い店で購入したので定価で購入できたのですが、Amazonなどでは少し価格が上乗せされています。

それでも3万円程度の価格ですが。

僕はブルーを購入しました。

写真ではものすごく深くて光沢感のある青色ですが、これはかなり経年変化した後の姿ですね。

新品の状態ではシボ感のある明るめの青色です。

購入してまだ1か月経っていないのですが、毎日磨いている(オイルは最初の一回以外は不使用。)甲斐あってか、新品のときよりも深みのある青色に変化してきていて、この革を育てているときがものすごく楽しいんですよね。

革製品のいいところの一つだと思います。

これをいいところと取るか、手がかかると取るかは、その人の感じ方次第かな。

もっと色の深みが増して、シボ感が薄れてツヤとテリが出てくるのが非常に楽しみ。

僕の購入した店舗では、このP30はブルー以外の色ではプエブロレザーという、規格外に経年変化の早い革を使用しているのですが、ブルーだけはブッテーロという革が使用されています。

ブッテーロは比較的硬い革(といっても引っかき傷は普通につきます。)なので、いい感じに経年変化するには2、3年ほどかかると思うのですが、じっくり育てていきたいと思います。


新たに財布を購入したことは元妻には報告済み(ここの義理を欠いてはいけない。)で、元妻も別にいいよと言ってくれているので、これで心置きなく愛でることができるというもの。

気に入り過ぎていて、別の財布を購入する未来が見えない。

取り敢えず、使えなくなるまでは大切に使い倒します。

なんにもないから、またはじめる

なんにもなくなってしまったから、だから、またはじめてみようと思った。

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