治癒してギューしてあげる。
いやいや、この夏アニメは豊作ですね。
続編としてはDr.STONE、ダンダダン、第七王子、盾の勇者など、新作としては雨と君と、クレバテス、追放者食堂へようこそ、辺りが見続けられそうです。
その中でですね、ブサメンガチファイターというアニメがありまして、見た目を犠牲に絶対神としての力を手に入れたという設定の作品がありまして、これのエンディングの歌が、僕にぶっ刺さってしまった訳ですね。
僕はアニソンにも琴線に触れるものはある(極めて一部)と思っていて、一回はオープニングもエンディングも観るようにはしているのですが、今季で言えば2曲、僕の琴線に触れる楽曲がありました。
1曲はガチアクタのオープニング。
これ、YouTubeに上がってるのかな。
うん、なかった。(2025年7月13日現在)
PaleduskというバンドのHUGsという楽曲なんだけど、これがなかなか面白い。
それで興味を持って調べてみたんですけど、いいですね。
これは若手に限らず、所謂ニュースクールハードコアに分類されるバンドにはままあることなのですが、メロは叫ぶけどサビはクリーンで歌うというね…。
僕がかなり大真面目に下らないと思う構成の楽曲を作ることが多いんですよ。
いや、もちろん全バンドがそうと言っている訳ではないし、それはそれで名曲もあったりはするのですが。
その点、Paleduskは結構叫んでますね。
歌詞の内容は、若者特有の?まあぬるい感じではありますが、楽曲の構成が面白い。
多分ジャンルで言うとメタルコア(の一種?)とかになるのかな?
この、さっき貼ったPALEHELLという楽曲のアウトロのコーラスパート、これミッシェルガンエレファントの世界の終わりですよね。
そうかそうか、ミッシェルが好きな若者が活躍してくれるのは大変喜ばしいことです。(おじさん)
そしてもう1曲が、冒頭にも貼った、金子みゆの絆創膏という曲。
大事なことだと思ったのでもう一度貼る。
いや、これはもう本当にやられました。
ぶっ刺さりました。
この歌ね、「ちゅーしてぎゅーしてあげる」って聞こえるじゃないですか。
でもよくよく聞いてみると、「治癒してギューしてあげる」って言ってるんですよ。
その次は「チューしてハグしてあげる」で、ちゃんと歌い分けてる。
それに気づいた瞬間、なんて優しい歌なんだ…、と思って、泣いちゃいましたよ、おっさん。
ここまで「うわー、やられたー。。」と思ったのって、シュガーソングとビターステップ以来かもしれない。
ここ数年はアニソンも本当に下らない楽曲ばっかりというのが個人的な感想で、一番最近で言うとこれが一番刺さりましたね。
僕のことを知らない人に断っておくと、僕はガチのロック好きです。
ただ、アニソンにロック(感)を求めていないだけで。
大きい意味で音楽好きなのです。
クォリティの高い楽曲は、それはもう所謂ロックではなくても、大枠でロックと言ってしまってもいいのではないかと思っています。
いやこれ、本当に言いたかったことって、金子みゆの絆創膏という楽曲は素晴らしく美しくて優しいよ、ということなんだけど、周辺の情報がだいぶ多くなっちゃったな。
まあいいか。
最近の馬鹿みたいな人力ボーカロイドみたいなバンドばっかりじゃなくて、こういう楽曲も評価されたらいいなあ。
一ロック好きとして。
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