SSME。

遅蒔きながらPK shampooのライブBlu-rayを購入しました。

PK shampoo.mov。

PK shampooに関しては、超々初期の「星」と「m7」以外は全て購入しているので、これももちろん購入しなければと思っていたのですが、踏ん切りがつかなかった理由は唯一つ。

我が家(現住所)にはBlu-rayの再生機器がないのです。

なので、ライブは視聴できていません。

ではなぜ購入したのか?

あの素晴らしきバンドの音源は全て保有していたい、というのも当然理由の一つですが、今回のライブBlu-rayには特典ディスクが付属していて、SSMEという曲が収録されています。

本当にもうこの一曲の為に購入しました。

ファン心理ってこういうものかなあなどとぼんやりと思いつつ聴いてみたのですが、これがまた素晴らしい出来で。

以下、歌詞。


あれは確か7月6日

戦争映画を観過ぎた所為か

神津神社で寝てた所為か

気が付いたらもう駆け出していた


夜空を流れる夏の星座

思い切り飛べば届く気がしたんだ

SSME 僕らを乗せて

銀河の果て 飛び去ってしまえ


例え嘘でも嬉しいよ

いつか星になると約束したんだ

神様どうか時間を止めて

二人の為に


不安で胸が詰まりそう

きみを連れてゆくと約束したんだ

例え嘘でも嬉しいよ

いつか星になれたら

なれたら


キザったらしい台詞がまだ足りない

例え嘘でもきみとならもう

明け方に愛だったんだと笑えたら


以上、歌詞引用終了。

PK shampooにしては割とめずらしいタイプの歌詞ですね。

キーワードは「嘘」。

度々出てくるこの嘘という言葉。

この歌の舞台は朝、夜、想像(望み?)の三つがあって、時系列でいうと、恐らく夜、朝、想像の順番。

ただ、夜と朝は一日では繋がっていない。

数日程度の隔たりがあると感じる。

この歌の大前提として、知ってるんだよね、きみが言ってくれている言葉が嘘だって。

だから不安で胸が詰まりそうになるし、でも、約束に頷いてくれたきみがいる。

例え嘘でも、嘘だって知っていても、分かってる、嘘だって、でも、嬉しいんだよ。

そういうものだよね、人間というものは。

そして数日後、酔っぱらって気が付けば神津神社で寝ていた訳だけど、ここは決意のシーンだと思う。

歌でいうと冒頭なんだけどね。

きみを連れてゆくと約束した、その約束を果たそうという、決意のシーン。

そして最後の、きみと笑えればそれでいい、という自分の真理にたどり着いたのだと思います。


SSMEが何の略なのかは分かりませんが、この曲(文中で曲と記載している箇所と、歌と記載している箇所がありますが、意図的にそうしています)はPK shampoo.wavで、最後に「???」とクレジットされていた曲のアレンジバージョンですね。

もう素晴らしい、PK shampoo本当に素晴らしい。

最近のバンドの中では頭一つどころか二つ三つ抜けている。

どうしてこんなに好きなのか。

だってロック好きなら好きに決まってんだろ、こんなバンド。

ありがとう、PK shampoo。

僕はきみ達と(世代は違うけれど)同じ時代に生きていられることが本当に嬉しい。

なんにもないから、またはじめる

なんにもなくなってしまったから、だから、またはじめてみようと思った。

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