涙。
人間、涙を流すことってあると思うのです。
悲しいとき。
人は涙する。
嬉しいとき。
人は涙する。
寂しいとき。
人は涙する。
じゃあ例えば、郷里を離れ、旅立つときは?
寂しいのかな。
じゃあ例えば、そのときに肉親にかけられる言葉は?
いってらっしゃい、体に気をつけてね、元気でね、いつでも帰ってきていいんだよ。
嬉しいのかな、寂しいのかな、悲しいのかな。
なぜ涙するのかが分からない、理由が特定できない、言語化ができないことって、あると思うのです。
そういう涙が美しいと思ってしまう、そんな自分はまだまだ成熟していないのですかね。
寧ろ、大人になったからこそ、そういう事柄に涙するようになってしまったのですかね。
そこは分かりませんが、その美しいと感じる涙に鈍感な人間では在りたくないな、と思った夜なのでした。
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