今ありて未来も扉を開く。
中止になった選抜高校野球大会(春のかな?)の大会歌を、大会で歌うはずだった高校が、合唱を録画して、出場予定だった高校に贈ったそうです。
今朝のニュースで報じられていました。
冒頭の動画はその録画内容と同一のものです。
作曲が谷村新司ということもあり、音楽的にはどうしてもポップの域を出ないのですが、結果的にそれでよかったと思います。
重厚な歌詞にポップなメロディ、それは即ち名曲です。
人間の声の力ってすごいのです。
合唱の場合、人間の声は完全に楽器ですね。
伴奏はピアノのみでミニマルに、どのような表現をするかは声次第。
オーケストラでもそうだし、合唱でもそうなのですが、もう数の暴力ですよね。
多重に重なり合った音というものは、有無を言わさない力があります。
勝手に涙が出てくる。
好きなんですよね、合唱。
(合唱コンクールが好きで、毎年放送されるのを観ていたのですが、課題曲に下らないバンドとかの曲を持ってくるのやめてもらえませんか…。)
さて、この素晴らしい音楽が、この素晴らしい合唱が、一体何人の球児達に伝わるのでしょうねえ…。
神戸山手女子中学校高等学校という高校の、恐らく合唱部が合唱しているのだと思うのですが、なんといっても相手は高校球児です。
だってあいつら野球しかやってない脳筋だよ?
(いや、決して馬鹿にしているのではなく、選抜大会に出場するような学校で野球をやっている球児達は侍だと思っていますよ。でも脳筋。)
見ること聞くことは出来ても、聴いて受け取ることが出来る感性の持ち主は果たして如何程か。
一人でも多くの球児達に伝わればいいなあ、と思った早朝でした。
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