あなたに今日は少しだけましな夢が映り込むように。

僕は割と若い頃からベースを弾いていたのですが、学校に友達がいなさ過ぎてバンドを組めないという事態に陥っていた訳です…。
学生時代に友達がいないということは、それなりの枷というか、それなりの人格の形成のされ方をする訳ですが、それはそれ。
学生じゃなくなってからは、割と恵まれた環境で音楽ができていたのではないかと思っています。

僕の地元はものすごく田舎で、見渡せば田んぼばっかり、あるのは自然、むしろ自然しかない、といった土地なのですが、幸いにも、天才が集まっているような町でした。
本当に、ポップセンスが溢れているような、ロックとしてものすごく格好いい子がいっぱいいて、僕も運よくそんな子たちとバンドを組んでいました。
あの頃の僕の地元は、本当に天才しかいないのではなかろうかと思うような環境で、僕は勝手に、グランジ勃興前のシアトルのようだと感じていました。

そんなこんなで、皆々、それぞれ、各々、人生を歩んでいく訳ですが、僕が昔組んでいたバンドの子がEPを出すとのことで、僕はその子は本物の天才だと思っていて、当然聴く訳ですよ。
これがまたすごい名盤で、この前の金曜日に購入してから、ずっと聴いています。
昨日も今日も、出掛ける用事があったのですが、ずっと聴いています。

quilttapeです。
覚えましたか?
quilttapeです。
いやもう本当に天才か!
天才なんです。
誰にも似てないってすごいですよね。
夜の箱庭、是非。
どうせ誰も特定できない、というか特定する意味もないので個人名出しちゃいますけど、天才コイズミ君、天才タキ君は今でも飲み友達、心の友且つ天才のコイ君は今も滋賀でがんばってるのかな、セイイチ君は上記のquilttapeという天才、スガ君はつい最近話して元気そうでよかった天才、社長さんはどうしてるんだろうあの天才は、天才といえばキデラ君とか本当に消息不明なんだけど、誰か知ってる人がいたら連絡ください。
本当に、各バンドに一人や二人、天才がいるのが当たり前だったあの頃。
みんな元気に幸せにしているのかなあ。
そうだったらいいな。
親愛なるあなた達へ。

なんにもないから、またはじめる

なんにもなくなってしまったから、だから、またはじめてみようと思った。

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