The World Is A Beautiful Place & I Am No Longer Afraid To Die。
The World Is A Beautiful Place & I Am No Longer Afraid To Dieというバンドがいます。
冗談のようなバンド名ですが、これが本当に本当に素晴らしいバンドです。
「世界は美しく、僕はもう死ぬのは怖くない」だなんて、なんて美しいバンド名なんだ…、と思ってしまうのは僕が中二病だからでしょうけれど、それにしたって美しい。
このバンドに出会ったのはつい最近のこと。
先月は全然飲みに行けなかったからお金がある程度余裕あるなあ、よし、無駄遣いしてみよう!と思ったのがきっかけ。
タワーレコードのオンラインストアで、70%〜90%オフという投げ売りのようなセールを開催していて、バンド名とジャケットだけで判断して、気になったCDを買おうと思ったからでした。
気になりますよね?
真っ当に根暗として生きてきた人なら分かってもらえると思いますが、こんなにも美しいバンド名で、こんなにも美しいジャケットのバンドの音楽が、下らない訳がない、と。
果たして、数多音楽を聴いてきた嗅覚が捉えたその予感は大当たり、とても素晴らしいバンドでした。
音楽性としては内向的な少年期を送った人間が、この世界に対して抱く恐怖、が根底にあるような、とてもナイーブな美しさがあります。
これは、そう、少年期、なのです。
恐らくは少女ではない感性の歌です。
恐らくは、というのは、僕は女性ではないからです。
実感として少女の時代を過ごしていないからです。
1枚アルバムを聴いて、余りにも素晴らしかったので現在CDのフォーマットで手に入るものは全て購入しました。
と言っても4枚程度ですが。
廃盤になっていたものが1枚手に入ったのは幸運でした。
冒頭の動画は10分ありますが、是非通して観てほしいです。(当然のように展開があります。)
素晴らしかったという方、あなたとは気が合いそうですね。
なんだこれという方、音楽ではないことでは気が合うかもしれませんね。
音楽が好きでよかったと思う瞬間は、こういうバンドに出会ったときなんだ。
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